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2024.12.09

胃腸の健康に役立つQ&A

今回は、胃腸の健康についてのよくある質問にお答えしていきます。正しい胃腸の知識を身に付けることが、QOL(quality of Life)を向上させるためにとても大切です。
些細なお悩みでもご相談事がございましたらお気軽にご相談ください!

Q1. 胃酸が逆流して胸焼けがします。どう対処すれば良いですか?

A: 胸焼けの原因は「逆流性食道炎」の可能性があります。胃酸の逆流症状を和らげるためには、以下の対策が効果的となります。
①食後すぐに横にならない:食後2時間は横にならず、姿勢を保ちましょう。
②少量ずつ頻回に食べる:一度に多くの食べ物を摂取すると、逆流のリスクが高まります。
③アルコールやカフェイン、脂っこい食べ物を控える:これらの食品は胃酸の逆流を悪化させる可能性があります。
胃酸逆流の症状が続く場合には、医師による適切な診断と薬物治療が必要となります。

逆流性食道炎について

 

Q2. 過敏性腸症候群(IBS)と診断されました。日常生活で気をつけるポイントは?

A: 過敏性腸症候群は、生活習慣やストレスが影響しやすい病気です。以下のポイントに気をつけることで、症状のコントロールが期待できます。
①食事管理:繊維質を豊富に含む食材(オートミール、野菜)を取り入れ、脂質が高すぎる食材は避けましょう。
②ストレス管理:心理的な負担が症状に影響することが多いため、リラックスする時間を積極的に取り入れ、運動や趣味でストレス解消を心がけましょう。
③十分な睡眠:良質な睡眠が自律神経の安定につながり、胃腸の働きも整いやすくなります。

 

Q3. お通じが良くなる生活習慣を教えてください。

A: お通じを良くするためには、以下の3点を心がけることが効果的です。
①食物繊維の摂取:野菜や全粒穀物、豆類に含まれる食物繊維を意識的に摂取しましょう。
②水分補給:水分が不足すると便が硬くなり、便秘になりやすくなります。1日1.5~2リットルの水分補給を目安にしましょう。
③適度な運動:ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は、腸の動きを促進します。
生活習慣を改善しても便秘症状が続く場合には、早めに医師に相談することをおすすめします。

お通じのお悩み相談

 

Q4. 胃腸科を受診するタイミングはいつ?

A: 胃腸の不調が1週間以上続く場合、または以下の症状がある場合は受診を検討してください。
・強い腹痛や吐き気
・血便や黒い便
・急激な体重減少や食欲不振
・慢性的な便秘や下痢
これらの症状は、単なる胃腸の不調ではなく、大腸がんなどの消化器疾患が潜んでいる可能性もあります。早期にクリニックを受診いただき、適切な治療を受けるようにしましょう。

 

  • 胃腸の不調が続く場合の検査

胃腸の症状が続く場合には、消化器内科にて適切な診察や検査を受けることが重要です。

 

【胃カメラ検査を受けるべきおすすめのタイミング】

  • 慢性的な胃痛や胃もたれが続いている
  • 胸焼けや逆流が頻繁に起きる
  • 吐き気や嘔吐がある
  • 体重減少や食欲低下が見られる

上記のような症状がある場合には、食道や胃の病気が原因かもしれません。些細な症状でもお気軽にご相談ください。

当院の胃カメラ検査

 

【大腸カメラを受けるべきおすすめのタイミング】

  • 血便が見られたとき
  • 便秘や下痢が続くとき
  • 腹痛や腹部膨満感が続くとき

上記のような症状がある場合には、大腸に病気があるかもしれません。些細な症状でも放置することなくお早めにご相談ください。

当院の大腸カメラ検査

 

院長メッセージ

「患者様に安心と安全と笑顔をお届けしたい。」これが当院の理念です。

「苦しい胃カメラや大腸カメラは受けたくない」・「胃カメラと大腸カメラで仕事を休むこともなかなかできない」・「日々の生活に甘んじてしまい、ついつい後回しにしてしまう」と感じている患者様に向けて、安心安全な胃カメラ検査・大腸カメラ検査を実施しております。また、患者様の負担を考えて、胃カメラ検査と大腸カメラ検査も同日に受けて頂くこともできます。また、内視鏡検査だけではなく、患者様に「安心」と「安全」と「笑顔」を届けるために、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった脳卒中や心筋梗塞の原因となる生活習慣病の治療のお手伝いもしたいと思っています。ぜひお気軽に当院までご相談下さい。

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