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2024.09.24

大腸ポリープ切除後の過ごし方について

日帰りでの大腸ポリープ切除

当院では大腸カメラ検査中に発見された大腸ポリープを、ポリペクトミーという方法でその場で切除することができます。内視鏡先端から「スネア」という金属の輪を出して、ポリープの根元にひっかけて絞り、切除します。ポリープを切除した後には、必要性に応じて止血や縫合、出血予防などの処置が行われます。

今回は、ポリープ切除後の注意点やポリープ切除後の過ごし方についてお伝えします。

大腸ポリープ切除について

 

大腸ポリープ切除のリスク

ポリープが切除された部分は、強い腹圧や食べ物の通過などの影響で、出血や後から組織に穴が開く「遅発性穿孔」などの合併症を引き起こす可能性があります。このような合併症が起きた場合は、すぐに医療機関を受診してください。症状によっては、内視鏡での止血処置や手術、入院が必要になります。

 

大腸ポリープ切除後の食事の注意点

大腸ポリープ切除後1週間は、脂っこい食品や刺激物は避け、腸に負担をかけない消化の良い食事を心がけましょう。具体的には、柔らかく、油分が少ない食材を選ぶことがポイントです。アルコールも、切除後1週間は控えるようにしましょう。

【おすすめの食事】

・うどん ・おかゆ ・鶏肉 ・白身魚 ・豆腐 ・ヨーグルト

大腸ポリープ切除後の食事について

 

運動の注意点

大腸ポリープを切除した当日は安静を心がけてください。

翌日には軽い散歩が可能になりますが、ポリープ切除後の1週間程度は、激しい運動は控えてください。特に、腹筋に力が入る運動やジャンプ、ランニングなどの衝撃が強い運動は、傷口の治癒を妨げる可能性があるため注意しましょう。

 

入浴の注意点

大腸検査当日から軽いシャワー程度でしたら可能となります。湯船に浸かると血流が増加し、大腸ポリープ切除部位からの出血を引き起こすリスクが高まります。湯船に浸かる入浴は、大腸ポリープ切除から1週間程度控えましょう。

 

大腸ポリープの切除なら練馬光が丘内科内視鏡クリニックへ

大腸がんのほとんどは放置された大腸ポリープから発生しています。大腸ポリープは良性の腫瘍ですが、放置していると肥大化しやすい傾向があり、20ミリを超えた時点で50%以上の確率でがん化すると報告されています。そのため大腸ポリープを発見して切除することは、将来の大腸がん予防につながります。40歳以上の方や、ご家族に大腸がんになった人がいる方は、定期的に大腸カメラ検査を受けることをおすすめします。

何かご不明な点やお悩みがございましたら、練馬光が丘内科内視鏡クリニックにお気軽にご相談ください。

当院の大腸カメラ検査

 

院長メッセージ

「患者様に安心と安全と笑顔をお届けしたい。」これが当院の理念です。

「苦しい胃カメラや大腸カメラは受けたくない」・「胃カメラと大腸カメラで仕事を休むこともなかなかできない」・「日々の生活に甘んじてしまい、ついつい後回しにしてしまう」と感じている患者様に向けて、安心安全な胃カメラ検査・大腸カメラ検査を実施しております。また、患者様の負担を考えて、胃カメラ検査と大腸カメラ検査も同日に受けて頂くこともできます。また、内視鏡検査だけではなく、患者様に「安心」と「安全」と「笑顔」を届けるために、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった脳卒中や心筋梗塞の原因となる生活習慣病の治療のお手伝いもしたいと思っています。ぜひお気軽に当院までご相談下さい。

大腸カメラ検査のご相談

 

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